オーストラリア紀行

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      南太平洋の自然、そこはケアンズ      東海岸に林立するビル、そこはゴールドコースト

 2008年12月、オーストラリアの山旅と共に主要都市を巡ることにした。
エアーズロックやコジオスコ山を登るのが目的であったが、せっかくの旅故各地を回る。二度目のオーストラリアは、国土が広いだけに効率が悪く、レンタカーで大陸を走ることになる。

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     ☆ 出 発

 香港で3時間の時間待ち乗換え、世界の三大夜景に見惚れる。        いつ見ても素晴らしい

       赤道を越えて、太平洋の真っ只中。朝焼けが美しい。黒い翼も美しい。

           機内食     オーストラリア北部の砂漠地帯 (機上より)

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             ☆シドニー

          シドニーへの着陸寸前           シドニータワーからのシドニー中心部

     シドニー市内の観光バス                       シドニーブリッジ

                シドニーブリッジの上を渡る人々

          オペラハウス(世界遺産)     シドニーダーリングハーバー(夜景を見ながらビーフステーキ)

 ← シドニータワー(展望台は303m)

 ↑ シドニーの港

          ミセスマクォーリーポィントの公園       街路樹ジャカランタ(世界三大花木)

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    ザ・オルガス

          谷間        オルガス付近の砂漠           オルガスの全景

 ザ・オルガスの谷間へ。エアーズロックから西へ50Km、周囲は22Km、大小さまざまなドーム型の奇岩が集まり、その中で最も高いのが546mのマウント・オルガ。

 宮崎駿の作品「風の谷のナウシカ」の舞台ではないかと言われている。赤い土が印象的。

          「風の谷のナウシカ」の舞台入口

                     チューする母子

             チューする母子とお父さん

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     ☆エアーズロック(世界遺産)

 オーストラリア大陸の中央部にあり、広大な赤い砂漠の中央に鎮座する、
 高さ348m、周囲9.4Km、世界最大の一枚岩。シドニーから飛行機で約3時間。
 
現地住民アボリジニの聖地。

    エアーズロックには穴がたくさん空いている。  エアーズロックの登山道(往復2時間程度)この日は豪雨で登山禁止

       岩肌の模様(蛙かアイヌか?)          エアーズロックに豪雨(川が出来ていた)

              風が岩を削る            豪雨でエアーズロックに滝が

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     首都:キャンベラ

         オーストラリアの草原            キャンベラの戦争博物館

        戦争のむなしさ、悲惨さが   キャンベラの街は計画的に作られた。人口35万人の首都

                   前方が国会議事堂、さすが大陸、広々としている

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     コジオスコ山

コジオスコはオーストラリア大陸の最高峰(2,228m)(七大陸最高峰)である。コジオスコ国立公園の中心地である。また、この山を中心とする地域は、スノーウィー・マウンテンズと通称され、冬季にはオーストラリアの主要なスキーリゾートとして知られている。

  途中の山の、ユーカリ林が全部立ち枯れ。温暖化が原因か。 ャンベラから車で登山口の街「スラドボ」へは2時間半。国道沿いにエミューが現る。

         登山口の看板  冬はスキー場。(乗り場:標高1,370m~リフト最終降り場1,930m)

   登山道の殆どが金網と石畳で保護されている           中腹には立派で綺麗なエコトイレ

          頂上には丸く雪渓が残る

   頂上(2,228m)、往復12Km,約4時間の軽登山

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      ブルーマウンテンズ

 シドニーから西へ約65キロ、ユネスコの世界遺産に登録されている。標高は1,100m程度とさほど高くないが、深い森をぐるりと奇岩や絶壁が砦のように取り囲み、約100万ヘクタールにもわたって広がっている。
 山全体が青く霞んで見えるが、これは一体に自生するユーカリの木から油分が発散されているためで、ブルーマウンテンズの名の由来にもなっている。

     ブルーマウンテンズの右半分、この下の一部が遊歩道。左半分は下段右下。

            父親に岩にされた三人姉妹               スリーシスターズ

 3つの頂を持つ岩は「スリーシスターズ」と呼ばれている。アボリジニの伝説によると・・・・3姉妹と祈祷師の父親が平和に暮らしていたが、ある日魔物が娘たちを襲いに来たので娘たちを岩にして隠した。魔物は怒り父親を襲い始めた。父親もコトドリに変身し岩穴へ逃げ込んだが、父親も娘たちも二度と人間に戻ることができなかったと言う。

元々炭鉱で石炭を炭鉱奥から地上に運ぶ為に使われていたもの 最大傾斜52度と言うこのトロッコに乗ると650mを一機に滑車する    と言うよりも落ちて行く。

         谷底から地上に登るロープゥエイ             薄暗いユーカリの遊歩道

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       ☆オーストラリアの動物

     コアラ1日20時間寝る        カンガルー    ポッサムリスに似ている

     カモノハシ川や池にいる  エミュー国鳥、ダチョウに似ている     デインゴ野犬だがほえない 

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  ☆オーストラリア情報

☆ 産 業

    農業 : 3.4%     鉱業 :  4.9%   工業 : 23.2%   サービス業 :68.4% (観光・カジノ等)

☆ 貿 易

    輸出   日本、中国、韓国、アメリカ、ニュージランド

      輸入   アメリカ、中国、日本、ドイツ

☆ 国 民

      白人 : 90%     アジア人 : 7%      アボリジニ : 2%

☆ 移 民

     全体の20% イギリス、ニュージーランド、中国、イタリア、ベトナム

 オーストラリアの世界遺産 (17箇所)     

    ● 文化遺産(代表例)  オペラハウス

    ● 自然遺産(代表例)  ブルーマウンテンズ地域

    ● 複合遺産(代表例)  ウルル・カタジュタ国立公園(エアーズ。ロック)

☆ ワーキングホリデー

 ワーキング・ホリデー制度は、二国間の協定に基づいて、最長1年間 異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために 付随的に就労することを認める特別 な制度。 本制度は、両国の青少年を長期にわたって相互に受け入れることによって広い 国際的視野をもった青少年を育成し、ひいては両国間の相互理解、友好関係を 促進することを目的としている。

対象国

   

 

オーストラリア(1980年12月1日開始)
ニュージーランド(1985年7月1日開始)
カナダ(1986年3月1日開始)
韓国(1999年4月1日開始)
フランス(1999年12月1日開始)
ドイツ(2000年12月1日開始)
イギリス(2001年4月16日開始)
アイルランド(2007年1月1日開始) 
デンマーク(2007年10月1日開始)

オーストラリアの主産業の羊と牛を調べてみました。

☆ 

   

(ひつじ)として十二支の一つに入っているように中国では8,000年以上前から飼育されていた。最初にヒツジが家畜化されたのは、現在の中近東にいたアジアムフロンではないかと言われている。毛を刈って衣料に利用する、肉を食用にする、乳を飲用または乳製品への加工に用いるなど、人間はヒツジをさまざまな形で用いてきた。

砂漠や山岳地帯など、さまざまな環境に適応した固有の種がある。

戦前、防寒具の原料を自給するためにと輸入されたのが、日本での本格的なヒツジの飼育のはじめとされている。ジンギスカン鍋は、毛を刈った後で潰したヒツジの大量の肉を消費する方法として、新しく考案された。

 ☆日本の羊肉消費量(H15年)  

 

 消費量

消費量

消費量

消費量

 

国 産

輸 入

国産割合

合 計

  300トン

 3万トン

 1%

  3万トン

500,000トン

 74万トン

40%

124万トン

1,270,000トン

115万トン

52%

242万トン

1,240,000トン

 59万トン

68%

183万トン

 

 ☆羊肉の日本国民1人当たり年間消費量         

※400g 

8kg

15kg

11kg

羊肉消費量1人当たり     オーストラリア 18kg         イギリス 6kg

 

 ☆日本の羊肉輸入量                        ☆ラムとマトン                

           オーストラリア   55%              ラ ム~生後1年未満            

           ニュージランド   44%              マトン~生後2年以上          

           アイスランド     1%                  

 ☆羊肉の特徴

 イギリスの王室料理やフランス料理界では子羊の肉は最高の食材とされており、牛肉よりも価値が高いとさえいわれています。そのおいしさは世界が認めているといったところでしょうか。おいしいばかりではありません。調べてみると食品としての利点をいっぱい持った、理想的な食材だということが分かってきます。特に近年、ダイエットにも向いているということで注目を集めています。

●高い栄養価
 
羊肉は牛乳並みの高タンパクを誇ります。そして、タンパク質を構成するすべての必須アミノ酸を、人間にとってほぼ理想的な比率で供給してくれるのです。基本的なアミノ酸8種類は人間が作ることはできませんが、体内でこれらの酸がタンパク質に変わり、人間の組織を作ります。米や豆類も重要なタンパク源ですが、羊肉に比べると比較になりません。牛肉と同じようにレア(生焼き)で食べられるので、栄養素も壊さずに摂取することができます。
●豊富なミネラル分
 
羊肉には非常に吸収されやすい鉄分が豊富に含まれています。貧血に悩む方や、冷え症に悩む女性にとっては強い味方といえます。 また、鉄分と同様に不足すると貧血の原因となるビタミンB12をはじめ、疲れをとるビタミンB1、皮膚を美しく保ち老化を防止するビタミンB2、胃腸病や皮膚炎を防ぐナイアシンなどのビタミンB群もたっぷり。アトピー性皮膚炎にも良いといわれています。 さらに、亜鉛は免疫細胞を活性化させ、病原体に強い抵抗力をつけることができるものですが、成人が1日あたりに必要とする量の23%がラム100g中に含まれているほか、カルシウムも豊富に含んでいます。現代の食生活では不足しがちなこれらミネラルを、羊肉は実に理想的に供給してくれるのです。
●羊の脂はとけにくい
 
羊肉の脂肪は融点(溶けて液体になる温度)が牛肉や豚肉に比べて高い(44℃)ため、体内に入っても吸収されにくいという特質があります。逆に赤身は消化が早く、栄養を効率よく吸収することができます。そのため羊肉はある程度食べてもカロリーは上がらず、身体に必要な栄養を摂取できるというわけです。ちなみに赤身の羊肉100gは約143カロリー。カロリーが比較的低い割には栄養分が多く含まれ、美容食といってもいいほどです。
●ダイエットに向いたヘルシー肉
 動物のタンパク質に含まれ、摂取すると細胞内の脂肪を燃やす効果があるアミノ酸の一種が「カルニチン」です。カルニチンは人の体内でも作られますが、20代後半を過ぎると老化に伴って合成量はどんどん減っていきます。そうなると食事で取り入れたいわけですが、食肉の中で最も多く含まれるのが羊で、牛や豚に比べると3~10倍も多く含まれています。羊肉のなかでもマトンにより多く含まれ、脚部分に多いということです。
食べると体内の脂肪の燃焼を促進してくれるわけですから、肥満防止にも役立つヘルシー志向にぴったりで、ウエイトコントロールをする人にも最適というわけです。また、カルニチンが体内で代謝してできるアセチルカルニチンは、脳細胞の再生に必要な物質。脳細胞を活発にしてくれ、痴呆症予防にもなります。
 
●気になるコレステロール値
 心臓病などの原因になり、肉類に多いといわれているコレステロール。おもな食品100gあたりのコレステロール含有量は、牛肉65mg、豚肉69mg、バター210mg、卵250mg。それに対して羊肉は50mgと魚肉と同じレベルです。また、
コレステロール値を下げ、動脈硬化・血栓ができるのをおさえてくれる不飽和脂肪酸も、羊には豊富に含まれています。 コレステロールが少ないばかりでなく、コレステロール値を下げる効果も期待できるというわけです。
 

●漢方でも効能
 
漢方では羊肉は身体を温める作用があるといわれます。そのため中国では羊のしゃぶしゃぶ「シュワンヤンロウ」は冬場の必須メニューです。冷え症のほかにも生理不順・精力減退・腰がだるい・夜尿症・疲れやすいなどの悩みを抱える人は、季節を問わず食べるとよいそうです。また、血を増やして気力を増し、弱った体を丈夫にする働きもあるそうです。

 

  ☆ 羊肉の輸出量                 ☆ 世界の羊、飼育頭数

 1.ニュージーランド     38万トン       1. 中国      1億3,300万頭 人口 13億2,800万人

 2.オーストラリア        31万トン         2. オーストラリア 1億2,000万頭 人口     2,000万人

  2カ国で世界の72%を輸出している。        3. インド        5,800万頭 人口 11億6,900万人

                           4. ニュージーランド   4,400万頭 人口      400万人

 

 ☆ 世界の羊肉の生産量(1996年)                         

 生産量

  %  

1.中国

235万トン

   21.7%

2.パキスタン

73万トン

  6.7%

3.インド

67万トン

  6.2%

4.オーストラリア

57万トン

  5.3%

5.ニュージーランド

54万トン

  5.0%

世界合計

1085万トン

    100%

☆ 世界の羊毛生産(2001年)

  1. オーストラリア        29%

  2. 中国              13%

  3. ニュージーランド       11%

 

☆ 

  

ウシ、英 Cattle)は、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ亜科動物。野生のオーロックス(絶滅)をもとにして、新石器時代西アジア家畜化されたと考えられる。

家畜化の過程で、世界各地でさまざまな品種が生じて、姿形もかなり異なるようになった。この点は、家畜化された犬と同様である。

☆ 世界の牛肉生産量比率             ☆ 2004年 日本国内消費牛肉

 1. アメリカ    23%              1. オーストラリア産     50%

 2. ブラジル       15%              2. 国産           44%

 3. EU      15%              

 4 アルゼンチン        5%.                

 5. インド       4% 

 6. オーストラリア   4%

 7. カナダ       3%

 8. ニュージーランド  1%


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