オーストリア紀行

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            夏の離宮、シェーンブルーン宮殿

 オーストリアは、ハプスブルグ家の豪華絢爛な歴史と生活を見るための旅行とも云えよう。

 中欧に650年間ハプスブルク家の帝国として君臨し、第一次世界大戦まではイギリス、ドイツ、フランス、ロシアとならぶ欧州五大国(列強)の一角を占めていた。

 1918年、第一次世界大戦の敗戦と革命により1867年より続いたオーストリア=ハンガリー帝国が解体し、共和制となった。この時点で多民族国家だった旧帝国のうち、支配民族のドイツ人地域に版図が絞られた。

 その後も1938年にナチス・ドイツに併合され、1945年から1955年には連合国軍による分割占領の時代を経た。1955年の独立により現在につづく体制となった。

 音楽を中心に文化大国としての歴史も有する。有名音楽家はモーツアルト、シューベルト、ブルックナー、マーラーなど。
 経済はドイツ企業の下請け的役割(自動車・鉄鋼業)で、一人当たりGDPは世界10位で豊かな国である。 人口870万人。

                ヴェルサイユ宮殿

                ヴェルサイユ宮殿園庭

      「鏡の間」 マリー・アントワネットが出てきそう

              ベルヴェデーレ宮殿

ウィーンの街並み

モーツアルトの像        バッハ像

                ウィーンとドナウ川

  ヴィーナー・シュニッツエル(肉料理)     ターフェル・シュピッツ(仔牛肉)

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