道 東 (食べ歩き) 紀 行
釧路~根室間のJR「花咲線」は車両がたった1両、車体には「ルパン三世」の漫画絵、今にも人物が車体から飛び出してきそうだ。 何故、この漫画絵? この路線の厚岸群浜中町出身の「モンキーパンチ」がご当地出身なんだそう。 |
2019年10月、道東地区の釧路、根室の小旅行をした。 事のついでに釧路、根室は食の宝庫でもあり、グルメ・観光が主体になりそうである。気の置けない仲間たちとJRに乗り秋の紅葉真っ盛りの北海道を味わった。 |
☆IN釧路
道東地区のかなめである釧路駅、札幌から特急で4時間 | 先ずは幣舞橋(ヌサマイバシ)、豊平橋(札幌市)、旭橋(旭川市)と並んで「北海道三大名橋」と言われている。 |
夜の幣舞橋、美川憲一「釧路の夜」 ♬ 霧は降る降る 今日もまた 一人歩きの ヌサマイ橋(ばし)よ ♬ |
釧路の夜 (カラオケ) 美川憲一 |
☆和商市場
釧路の台所、「ワッショイ、ワッショイ」という活気ある掛け声と「和して商う」が語源とか | 昭和27年頃が創業、最初は露天商の集まり | 安くて美味い |
☆福司酒蔵
1919年創業、今年で100年 | 老舗らしい門構え | 今夜の宴会酒を仕入れる |
☆釧路湿原
全国の湿原の3割を占める日本最大の湿原・湿地である | 展望台から見る湿原 |
手前が釧路川、そして釧路湿原、遠くに百名山の雌阿寒岳(左)、雄阿寒岳(右) |
蛇行する釧路川には日本最大の淡水魚「イトウ」が潜んでいる |
観光列車である「くしろ湿原ノロッコ号」 |
☆東屋総本店 竹老園
明治七年創業、北海道にある「東家」は皆暖簾分け、その数50店 | 広大な庭園と、蕎麦屋とは思えないほどの建物は豪華そのもの |
創業以来140年間磨かれた廊下はツルツル | お品書き |
「特製品コース」¥2,780 が人気NO1! 左手前の蕎麦寿司が絶品 | 【蘭切りそば】は卵黄をつなぎにした蕎麦、天皇陛下がお代わりしたほどの人気 |
3階にある部屋は明治、大正の書画、骨董がずらり、庭園の眺め良 | 2,3階の部屋は室料500円、蕎麦屋で室料は初めての経験 |
☆人気居酒屋NO1
180席が満員になる「はたご家」は地元でも超有名 | 釧路は魚介類の水揚げ量トップクラス |
ツブは日本一の大きさ | 刺身は、今朝水揚げされた魚ばかり、活きで食べさせる |
これは美味い!なんだこれは?シシャモでした | 牡蠣の名産地でもある、トロッととろける |
備長炭で焼く魚介類はたまりません |
幸せを感ずる活きの良さ | ホッケ焼き。肉厚、脂の乗り、ここでなければ食べられない |
☆根室へ~
根室本線(ねむろほんせん)は、北海道滝川市の滝川駅から帯広市および釧路市を経て根室市の根室駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(幹線)である。 | 釧路駅 - 根室駅間には「花咲線」(はなさきせん)の愛称が付けられている。 |
根室駅はコンパクト | 「日本最東端有人の駅」が最果てを感じさせる | 根室駅前、根室の人口26,000人 |
☆碓氷勝三郎商店(酒蔵)
1887年(明治20年)の創業 | 銘柄は「北の勝」 | 代表者の自宅の庭園は素晴らしい |
☆花咲港
花咲港は「サンマ水揚げ日本一」で有名 | 花咲ガニでも有名 |
☆納沙布岬
「返せ北方領土」の掛け声がむなしい | 足元には北方領土の大きな地図 |
納沙布岬の遠望 | 関連図 |
国後島はすぐ、モーターボートで10分程度で付きそうな距離 | 札幌~苫小牧 65kmと同じ距離 |
☆花咲灯台 車石
「ホイールストーン」と呼ばれる石を直訳した名前が、国の天然記念物にも指定 | 地球の歴史とロマンを感じさせる観光スポット |
☆根室花まる
根室駅前 観光案内所推薦店 | 今や根室、札幌、東京で16店の回転すしを展開、その安さと美味さは折り紙付き |
活きの良さと安さが他を寄せ付けない |
根室を名乗るかぎり、魚介類の宝庫という看板にドロを塗るようなハンパな仕事はしません。と店主は言う。 |
あぶらガレイが超ウマイ! 札幌の回転ずしなら一人5,000円だが1,900円だった。なんでこんなに安い?店員が計算間違ったのかな | 二階建てホタテは4個まるごと、今朝取れたホタテだから美味いはず |
とにかく美味かった・・・ さすが食の宝庫、釧路と根室。今回は魚介類中心の旅であったが、道東は肉類も人気、ザンギ発祥の地でもある。何よりも農業と酪農が産業をけん引している。 次回は農産品と酪農に焦点をあてて旅の計画としたい。 終わり |